単身化で変わる不動産業 必須の〝時間軸〟と〝交流〟 「今」ではなく「将来」
住宅新報 2026年2月3日 号 1面
〝出口〟付き分譲
単身世帯でも分譲マンションを購入するケースは増えている。ただ、分譲マンションを買いにくい最大の事情があるとすると、それはライフスタイルが将来どう変化するか分からない点にある。もし結婚することになれば買い替えが必要になるかもしれない。中・高年単身者の場合は将来年金暮らしになったときに、ローン返済や管理費などの支払いを続けていけるかという不安がある。更には、介護が必要になったとき、自宅の売却資金で高齢者施設に移るためには将来の売却可能価格が気に掛かる。
つまり、これからの単身世帯向けの分譲マンション事業に求められるのは、変化するライフスタイルに備えた〝出口戦略〟付きであることだ。たとえば、買い取りオプション付きの販売、自社グループによる住み替えサポート、シニアマンションへの優先移行などが想定される。
























