古民家宿の物語 日本全国リノベーション 129 秩父定峰清流キャンプ場 古民家ゲストハウス(上) コロナ禍が背中を押した再挑戦
住宅新報 2026年3月17日 号 11面

古民家宿の全景。グランピング施設の奥にある
最初は廃屋に愕然とした
敷地内には浅瀬の清流が流れ、川遊びや焚き火、季節ごとの自然体験が楽しめる。宿泊形態は、築年数を重ねた古民家を再生した一棟貸しタイプを中心に、テントサイトやバーベキューエリアも備える。単なる宿泊施設ではなく、「秩父の自然と暮らしを体感する拠点」という位置付けで運営されている点が特徴だ。
この施設が誕生する以前、当地は別の事業者がキャンプ場として開発を進めていたが、計画は途中で頓挫。建物は傾き、雨漏りも激しく、敷地は荒地と化していた。現オーナーが最初に現地を訪れた際、その荒廃ぶりに圧倒され、「自分の手には負えない」と一度は断念したという。






















