ゼロワンブースター 起業家と大手をつなぐ スタートアップ成果発表会を開催
住宅新報 2026年3月31日 号 8面

ゼロワンブースター(東京都千代田区)は、東京都協定事業のスタートアップ創出支援プログラム『STUDIO 10X』の採択各社による成果発表会を、3月24日に東京都内で開いた。事業創出機会を大林組や東急建設、相鉄アーバンクリエイツなどの大手企業が提供し、起業家と共に事業の創出に挑戦している。
登壇者のうち、inio(東京都中央区)代表取締役の折井茜氏は、「ビジネスでは活用されてこなかった〝香り〟を、空間に付加する装飾ではなく、空間体験を構成する環境要素の1つにする。空間に活用する香りを数値化して体験価値を創出し、収益に転換する。空間設計に組み込まれる空調・照明に次ぐ第3のインフラとなる。宿泊施設以外にも拡大する」と説明した。
寺を活用した会員制コワーキングスペース『寺コワ』を主力事業に展開するENDHAVING(札幌市西区)の代表取締役の星林奈氏(写真)は、「寺は深刻な存続危機にある。コンビニよりも多い全国7.7万寺のうち、既に2割に上る〝空き寺〟は更に加速する。葬儀以外で使われない時間は年間の9割に上る。一等地の歴史ある空間という不動産の視点で見れば、これほど非効率な状態はない。その余白に当社が座禅体験を乗せ、全ての生きる人のインフラにしたい。インバウンド(訪日外国人)向けの座禅や宿泊する〝宿坊〟体験、企業向けの研修の場としても寺院と連携して提供し、抱える課題を解消していく」と説明した。






















