明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第14回 銭湯とコミュニティ 文化として残すべき不動産
住宅新報 2013年12月24日 号 3面
【学生の目】
浦安の街中で不思議な不動産を見つけた。辺りの住宅に溶け込むように建つ建物だが立派な煙突が立っている。煙をもくもく出していて銭湯と分かる。観察していると、1人、2人とお客さんが入っていく。素朴で、しかし風情のある銭湯が地域の人の結節点となっている。
今ではほとんどの家に風呂があるが、利用している人は銭湯にどのような魅力を感じるのだろうか。銭湯に通っている人に伺った中で、一番多く耳にしたのが、「銭湯は建物の外観から内装まで風情があり、とても懐かしい気持ちになる」と「知らない人とでも気軽にコミュニケーションを楽しめる癒しの場」である。他にも「様々な人との交流や広々と開放的な空間でリラックスができる」など、雰囲気と人とのつながり、癒しを求めて人々が集まり、コミュニティが形成されている。
























