明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第53回 緊急時のライフライン 旧式でも価値のある設備
住宅新報 2014年10月7日 号 9面
【学生の目】
受水槽とプロパンガスが置かれたアパートの前で私は立ち止まった。共に一般的な都市インフラだったが、近年減少し、見ることも少なくなった。アパートの正面に堂々と置いてある意外さも印象的だ。
水道の給水方式には直結方式と貯水槽方式がある。貯水槽方式は受水槽と呼ばれるタンクに水を貯め、そこから建物内に給水する。公共水道本管の管径が小さいと、集中的な利用によって本管の水圧が下がり、それから先の地域でシャワーが出ないなど、十分な水道利用ができなくなる可能性がある。住宅地域では水の利用が朝夕に集中するため問題が起こりやすい。このためアパートやマンションでは受水槽を設置し、公共水道からの給水時期をずらして本管への影響を小さくしてきた。
























