明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第70回 高速道路の緩衝帯 地域分断しない配慮必要
住宅新報 2015年2月10日 号 4面
【学生の目】
浦安市は、古くからの元町地域、1964年以降の海面埋立事業で造られた中町地域、72年からの第2期埋立事業で造られた新町地域の3つの地域に分かれる。しかし、中町地域の中央を東西に首都高速湾岸線と東京湾岸道路が一体化した巨大な幹線道路が貫通して中町地域を分断しており、生活者の実感として市域は大きく二つに分かれる。
巨大な幹線道路は合計した幅員が約110メートルもあり、横断は容易ではない。横断できる箇所が限られることに加え、立体交差を通過するために大きく上り、下らなければならない。かつて浦安市にLRT(次世代型路面電車)の導入が検討されたが、立体交差部分の道路勾配がきつく、電車が登れないことが判明して断念した経緯があるほどだ。自転車や徒歩で通勤や通学する場合も大変だが、高齢者は往来する気にならないだろう。文字通り、幹線道路が地域を分断している。
























