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プレミアム会員限定明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第128回 公開空地がもたらす安全性

総合
  • 佐藤寿哉 不動産学部2年

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 【学生の目】

 商業地域で防火地域に指定された敷地に建つ耐火建築物には、建ぺい率制限の適用がない(建築基準法53条6項1号)。東京都の商業地域は基本的に防火地域に指定されるから、指定容積率の数値が大きく、地価が高い高度商業地では建物を敷地いっぱいに配置する。収益性の高い1階の店舗面積を広く確保することが重要なポイントだ。そして、それが商業地の賑わいになる。

 東京都中央区の銀座中央通り沿いはその代表である。そんな中で写真のビルがあった。間口いっぱいにビルが立ち並ぶ中で、他とは違い、建物が敷地境界線から後退している。側道側の人が行き来できる空間には植栽もあり、開放感がある。収益性をとことん追求する高度商業地で、敷地内に遊んでいる空間を設けることは不思議だ。

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