明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第150回 空間を透視する 準工地域にあるテーマパーク
住宅新報 2016年9月13日 号 4面
【学生の目】
大学近くのテーマパークで休日を満喫していると、ある程度の高さの建物に囲まれていることに気づいた。一般に開発や建築が可能な市街化区域は用途地域が指定され、建ぺい率、容積率や高さ制限を受ける。浦安市と大阪市にある代表的なテーマパークは、準工業地域にあり、建ぺい率60%、容積率200%だ。
まず、賑わいから商業地域を想定するが、環境悪化をもたらさない工業の利便を図る準工業地域にあることが不思議だ。用途制限で商業地域と準工業地域を比べると、前者は一定の歓楽施設も可能だ。容積率制限では、テーマパークは土地が広く、高い数値は不要だ。用途制限でテーマパークを認めつつ歓楽性の高い用途を排除し、容積率制限で低い数値を指定できたことが準工業地域の理由だ。























