明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第168回 イタリアに学んだこと 長く使い、住み続ける合理性
住宅新報 2017年1月24日 号 4面
【学生の目】
冬休み期間にイタリアを旅行した。4年間不動産学部に在籍し、日本を中心に不動産を学んだ経験や知識をもとに観察すると、イタリアの街は不思議が多い。
まず、石畳の道だ。人の歩行にも車の走行にも都合がいいとは思えないが、平らなアスファルト舗装に改修する気配はない。とても丈夫そうな石だから(木下さわこ「不動産の不思議第31回」14年4月29日号)、耐用年数が10年程度のアスファルトにすることを、検討すること自体が無意味と考えているとすれば納得できる。ただ古いものを残すのではなく、使い続けることの合理性を信じているようだ。























