明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第195回 鉄骨の見えるマンション 制震構造強調で固い印象 宮代孟昌 不動産学部1年
住宅新報 2017年8月8日 号 4面
【学生の目】
4月に明海大学に入学して2カ月が経った。不動産の知識を少しずつ身に付け、住宅に対する目が変わり始めた6月、初の現地調査を行った。様々な住宅を見る中で一つのマンションが目に飛び込んだ。
この住宅は2000年の竣工で、建物としては古くない。海の近くに立地して潮風が涼しい。近くには広大な公園もあり、子供ものびのびと暮らせそうだ。敷地内には多くの植栽があって環境も景観も優れている。構造面では逆梁(はり)構法を採用していて開口部が大きい。また、住戸の間口が広く柱の間隔が広い。さらに、海辺の環境を楽しめるようにベランダが広い。これらが重なって開放的な造りである。ベランダの大きな影が、柱と梁がつくる骨格を強調して外観には力強さもある。
























