明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第199回 建築と設備の増設 街全体への影響を考えて 櫻庭修子 不動産学部4年
住宅新報 2017年9月5日 号 4面
【学生の目】
不動産の不思議の記事を書くようになって3年目になり、どんな場所を訪れても不動産に興味を持つようになった。不動産学部の学生にとって住宅街を歩くことは、不動産学部で学んだ知識をフル活用しながら新たな学びを得る青空教室だ。多くの不動産と出会うことで、普段の学習意欲も高まり良いサイクルが生まれる。今回も街で気になる住宅を発見した。学生の視点で2つ気になることがある。
1つ目は、増築の適否だ。よく観察すると、敷地いっぱいに建築物が建っており、車庫の部分は増築したものと思える。デザインと材料が異なる、階高が異なることが理由だ。元々の階段の踊り場から増築部分の二階に入るようになっていると推測される。駐車場は天井高が低くても特に支障がないことが、中二階のような増築につながったのだろう。デザイン性はともかく、建ぺい率や容積率など、増築時の順法性が気になるところだ(渡辺継一郎「不動産の不思議第45回」14年8月5日号)。
























