明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第212回 クルドサック道路 超高齢社会で利用の幅広がる 内藤希 不動産学部3年
住宅新報 2017年12月5日 号 4面
【学生の目】
華やかに見え、高級感のある住宅街で一つの道路が目に留まった。住宅街、とくに高級住宅街では道幅が広く、見通しのよい道路がその街のシンボルとなるが、それとは正反対の「行き止まり道路」である点が目に留まった理由だ。
土地区画整理事業が普及している日本では、まず土地区画整理事業で宅地を造り、そのあと住宅を建築する。土地区画整理事業では公共施設としての道路の整備を重視して、道路の系統や幅員を決定する。この際、車が効率よく通行できる一方で、減分率をなるべく低くすることが重視され、「碁盤の目」の道路網が一般化した。このため良い住宅地は道路が整然としているという考え方が定着している。
























