明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第223回 免震構造のランドマーク 外観を維持し地震にも強く 金子信孝 不動産学部1年
住宅新報 2018年2月27日 号 4面
【学生の目】
大学の長期休暇期間になると実家のある大阪に帰阪するが、帰るたびにいたる所で新しいホテルやタワーマンションの工事が行われている。不動産学部で建物について学んでいることもあり、建物の耐震性はどのように確保されているか、大規模建築物の近くでは公開空地によってどれほどの容積率割り増しや高さ制限の緩和を受けているかなどが気になり、観察するようになった。
先日、友人と串カツを食べようと新世界に行った際、久々に間近に通天閣を見た。通天閣は名前も豪快で、大阪府民に愛されているが、1912年に建立された初代は1943年に火災で焼失した。現在の通天閣は二代目で、焼失から13年、終戦から11年後の56年に建立された。展望台の高さはあべのハルカスに抜かれてしまったが、07年に国の登録有形文化財となり、大阪はいうに及ばず、日本のランドマークとなっている。
























