明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第230回 都市インフラと不動産の共存 未来都市を予感させる景観 金子信孝 不動産学部2年
住宅新報 2018年4月17日 号 4面
【学生の目】
大阪の最も栄えている街の1つに梅田がある。JRのほか私鉄の阪急電車や阪神電車のほか地下鉄の御堂筋線の駅があり、周辺にはショッピングモールや飲食店が立ち並んでいて、平日でも人で溢れかえっている。買い物ついでに梅田周辺を歩いていると、ある建物が目に飛び込んできた。なんと、高速道路がビルの中を貫通している不思議な建物だ(写真)。詳しく知りたくなり、調べてみた。
このビルは地上16階建てで、高速道路が貫通している5~7階に区分地上権が設定されている。区分地上権は、地下または空間は、工作物を所有するため、上下の範囲を定めて地上権の目的とすることができる、とする民法を根拠とする用益物権である(269条の2)。ここで上下の範囲とは5~7階に相当する範囲であり、この部分を阪神高速道路会社が区分地上権者として使い、工作物である高速道路を所有している。
























