明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第479回 廃校の利活用 難易度高いがSDGs貢献も
住宅新報 2023年4月11日 号 4面
【学生の目】
文部科学省によれば、2002(平成14)年度から20(令和2)年度に8580校の公立小中学校等が廃校となった。大分県玖珠町もその一つで、19年に唯一の中学校が開校した一方、町内の7中学校が廃校となった。廃校中学校の利活用が課題だが、実際に利活用されているのは少数にとどまる。2月に玖珠町を訪れ、廃中学校の一つの北山田中学校(写真)の有効利用を考える機会を得た。
現地で感じたことは、少子化が問題視されない頃、耐用期間中に廃校になることなど全く考えていなかったであろう学校を、学校以外の目的に利用することはとても難しいということだ。だからこそ今、より良く活用する方策が問われていて、持続可能な開発目標(SDGs)に沿う妙案が生まれ、全国の廃校問題が解決できれば、不動産の歴史が一つ動くのではないだろうか。
























