6月25日号 2013年
総合
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マンション市況は好調だが 価格じわり上昇傾向 要因は用地、建築コスト 需要者の購買力に影響 住宅ローン金利先高感も
住宅新報 6月25日号 お気に入り先行きの懸念材料 不動産経済研究所(東京都新宿区)の調査によると、首都圏で13年1月~5月までに供給された新築マンションの平均価格は「4712万円」となっている。12年の同期間の「4525万円」と比べて約200万円上昇(続く) -
大言小語 「あつもの」か「なます」か
人生を歩むうえで指針となったり、礎となるのが「ことわざ」だ。ただ、参考になるはずが、反対の意味を持つものも多く、混乱する場合も多々ある。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と「君子危うきに近寄らず」などが(続く) -
社説 現金購入者への給付金 「エコポイント」で消費促せ
住宅を現金で購入する人に、給付金を支給することが検討されている。住宅・不動産業界も要求していることだが、ややもすると金持ち優遇とか、参議院議員選挙を控え、バラマキと批判されかねない政策であり、現金に(続く) -
ひと 耐震性に不安のない家を 3次元構造計算ソフトを開発したポラス暮し科学研究所主席研究員 上廣太さん
地震が起きたとき、現実に自分の家がどのような揺れ方をするのか――。その様子をパソコンの立体画像で見ながら検証できる構造計算ソフトを開発した(9面参照)。 「住宅性能表示制度ができて、耐震等級2とか3と(続く) -
全国住まい・地元 再発見 一般財団法人日本不動産研究所 (5) 熊本県・熊本独自の「集落内開発制度」 「調整区域」でも建築できる
07年に県条例施行 市街化調整区域においては建物の建築は基本的にできない。なぜなら、都市計画法第7条に、「市街化調整区域」とは「市街化を抑制すべき区域」と定められており、市街化を促進する可能性のある行為(続く) -
新住まいの「ことわざ」<172> 上棟式がすんでから雨が降ると栄える 松岡英雄
藤沢周平に「驟(はし)り雨」という短編がある。 めぼしをつけた商家に盗っ人に入ろうとした研ぎ職人の男が急に降り出した雨を避けて、八幡神社の軒下で雨宿りをしているところへ、取り分で揉めているばくち打ち2(続く) -
不動産・住宅スケジュール
6月25日(火) ◎不動産適正取引推進機構が講演会「民法(債権関係)改正と不動産取引」を開催(東京都文京区、すまい・るホール) ◎住宅金融支援機構近畿支店が「しっかり奥様のための住宅ローン知っ得講座~住宅ローン(続く)
政策
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民法改正中間試案に意見 全宅連 総論、各論とも問題点指摘
住宅新報 6月25日号 お気に入り全国宅地建物取引業協会連合会(伊藤博会長)は6月17日、「民法(債権関係)改正に関する中間試案」への対応について、記者会見を行った。 民法改正の動きは、08(平成20)年秋に、学者・法務省参事官などからなる民法(続く) -
改正・不特法が成立 「倒産隔離」で再生事業促進
住宅新報 6月25日号 お気に入り「不動産特定共同事業法(不特法)の一部を改正する法律案」がこのほど、参議院本会議で可決された。既に衆議院は通過しており、公布後6カ月以内に施行される。 投資家からの出資をもとに実物不動産の取引を行い、(続く) -
建物評価、新基準へ 金融関係者らと検討会設置 国交省
住宅新報 6月25日号 お気に入り国土交通省は、民間金融機関、住宅金融支援機構、中古住宅流通会社などと共に、「中古住宅市場活性化ラウンドテーブル(仮称)」を新たに設ける。6月21日に開催した「中古住宅の流通促進・活用に関する研究会(第3回)(続く) -
情報ストック一元化でWT システムの基本構想構築へ 国交省、中古流通活性化で
住宅新報 6月25日号 お気に入り国土交通省は中古流通活性化に向けて、住宅の性能や品質、価格など、市場に分散する中古住宅取引に必要な不動産情報の一元化システム構築に向けた議論を加速させる。6月中にも、学識経験者のほか、不動産協会や流(続く) -
「官民ファンド」マネージャー 募集開始へ、全国で説明会開催
住宅新報 6月25日号 お気に入り環境不動産普及促進機構は、国土交通省と環境省が進める「耐震・環境不動産形成促進事業」のファンドマネージャーの募集を開始する。その概要について、東京・福岡・大阪の3カ所で7月から、事業説明会を開催する((続く) -
〝終の棲家〟に向けた提言、検討会で公表へ UR都市機構、賃貸で
住宅新報 6月25日号 お気に入り都市再生機構(UR都市機構)は、UR賃貸住宅で高齢者がいつまでも安心して住み続けられる住まい環境づくりの方向性について、検討会を通じて提言を発表する方針だ。このほど、2回目となる「超高齢社会における住まい(続く) -
「子育て住宅の安心建材」 テーマにシンポジウム開催 日本建築学会
住宅新報 6月25日号 お気に入り日本建築学会関東支部は6月28日、東京・芝の建築会館ホールで、「子育て中の居住空間における建築材料への新たな提案」と題したシンポジウムを開催する。 安心して子育てができる住宅を建てるために、シックハウ(続く) -
国交省 インスペクション指針、策定 今後、講習会なども開催 瑕疵の有無判定までは不要
住宅新報 6月25日号 お気に入り国土交通省はこのほど、住宅購入検討者が中古住宅の取引時点の状態・品質を把握できることを目的に、検査者の技術的能力の確保や検査の項目・方法などのあり方をまとめた「既存住宅インスペクション・ガイドライン(続く) -
首都圏公取協 ネット広告を適正化 専門部会で具体策検討
住宅新報 6月25日号 お気に入り首都圏不動産公正取引協議会(会長・植木正威東急不動産会長)は6月20日、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で定時社員総会を開き、12年度事業報告と決算を承認した。 冒頭、植木会長は、インター(続く) -
規約の周知徹底を 東海公取協が総会開く
住宅新報 6月25日号 お気に入り東海不動産公正取引協議会(山田美喜男会長)は6月14日、名古屋市中村区のキャッスルプラザで定期総会を開催した。 総会の冒頭山田会長は、最近の日本経済と東海地区の経済の状況などについて述べた後、内閣府から(続く) -
駐車場付置義務は止めよう 再開発コーディ協・伊藤会長が提案
住宅新報 6月25日号 お気に入り再開発コーディネーター協会(伊藤滋会長=写真)は6月19日、東京・霞が関の東海大校友会館で通常総会を開き、一般社団法人として最初の12年度決算を承認した。また、副会長を5年務めた宮原義昭氏(アール・アイ・エー(続く) -
住宅ローン新規貸出 前年度比4%増加 12年10~12月期
住宅新報 6月25日号 お気に入り住宅金融支援機構はこのほど、業態別の住宅ローン新規貸出額と貸出残高(12年度10~12月)の調査結果をまとめた。主な機関等の住宅ローン新規貸出額は5兆673億円で、前年度比4.1%増となった。 内訳は国内銀行が3兆(続く) -
地域マネジメント学会 「地域」論考 在り方と提言 12 神楽坂での地域マネジメントの現況と展望
1、はじめに 神楽坂地区は、東京都心に位置しながら花柳界を社会的・物理的基盤とする伝統的な路地界隈が存続し、「粋なお江戸の坂のまち」として知られる。そこでは約30年にわたり多種多様なまちづくり活動が展開(続く)
賃貸・管理
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今週のことば ●中古住宅瑕疵保険(2面)
義務化されている新築住宅とは異なり、加入は任意。加入には検査が必要。売買住宅に重大な欠陥があった場合に売主が負う「瑕疵担保責任」を填補する。費用負担の問題、また、売買取引の中で検査のタイミングをいつ(続く) -
ワンストップ 新時代 (2) 大阪府不動産流通活性化協議会 検査・保証などパッケージで提供 〝現場の声〟聞き絶えず改善
大阪府宅地建物取引業協会と大阪府不動産鑑定士協会、日本住宅保証検査機構(JIO)、日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合(大阪府高槻市)など8団体が参画する、大阪府不動産流通活性化協議会(阪井一仁会長)。昨(続く) -
コールドウエルB 都立大学店がオープン 都心部で複数開設予定
住宅新報 6月25日号 お気に入り売買仲介のフランチャイズ事業を展開するコールドウエルバンカーアフリエイツジャパン(東京都渋谷区、以下CBJ)の加盟店として、コールドウエルバンカー都立大学店・RES(東京都目黒区碑文谷4の24の15碑文谷酒販会館(続く) -
コールドウエルB 新規加盟のRES エージェント制を評価
住宅新報 6月25日号 お気に入りRESの伊藤芳樹代表は、大手不動産流通会社などで売買仲介業に従事してきた。独立に当たりCBJに加盟した理由として、同FCが1つの案件で売主と買主双方の仲介を請け負う『両手仲介』を行わず、それぞれに代理人を立(続く) -
FUKUYAグループ マンション設備を自社保証 8月末までキャンペーン
住宅新報 6月25日号 お気に入り関西圏や九州圏を中心に約90店舗を展開するFUKUYAグループ(本社・大阪市北区)は現在、専任または専属専任媒介を受託したマンションを対象とする独自の保証制度を実施している。関西・九州の営業エリアに限定して展(続く) -
ハウスドゥグループ 組織再編で計4社へ 業容拡大の布石に
住宅新報 6月25日号 お気に入り売買仲介のフランチャイズ事業を展開するハウスドゥ(東京都千代田区)は7月1日付で、業容拡大と社内監査機能の強化を目的とした組織再編を行う。 新築住宅事業、リフォーム事業、FC事業、売買事業を主力とするハ(続く) -
心斎橋センター開設へ 東急リバブル、138店舗に
住宅新報 6月25日号 お気に入り東急リバブル(東京都渋谷区)は7月1日、売買仲介店舗の心斎橋センター(大阪府大阪市中央区南船場4の4の3心斎橋東急ビル6階)を開設する。 大阪市営地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線の心斎橋駅直結の立地。商業施設(続く) -
「つくば」にリハウス TX沿線で初店舗 三井不リアル
住宅新報 6月25日号 お気に入り三井不動産リアルティ(東京都千代田区)はこのほど、三井のリハウスつくば店(茨城県つくば市竹園1の6の1つくば三井ビルディング1階)を開設した。つくばエクスプレスのつくば駅から徒歩5分の立地。茨城県では取手店(続く) -
三菱地所コミュ ラジオ番組に協賛 「管理」テーマに毎週対談 パーソナリティはマン管士の日下部さん
住宅新報 6月25日号 お気に入り三菱地所コミュニティ(東京都中央区)が提供するラジオ番組が、ラジオNIKKEI第1にて7月5日からスタートする。パーソナリティは、一般社団法人マンション管理員検定協会(東京都中央区)の理事長を務める、日下部理絵(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 722 京急本線(1)
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円。(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆京急本線 泉岳寺 223(26.7/62.2)(続く) -
全国住宅ローン救済任意売却支援協会 「任意売却取扱主任者』を創設 11月に第1回試験実施
住宅新報 6月25日号 お気に入り一般社団法人全国住宅ローン救済・任意売却支援協会(埼玉県所沢市、佐々木延彦理事長)はこのほど、独自の資格制度『任意売却取扱主任者』を創設した。11月27日に第1回試験を実施する。申込受付は7月1日から開始す(続く) -
ニュースが分かる! Q&A マンションの管理費と消費増税 値下げ要求もあり厄介な問題 具体的には来年度計画から
デスク 消費税増税問題は、注文住宅やマンションなどの新築住宅では、経過措置期限(9月末)が3カ月後に迫った。需要者は今の税率5%で買うのかどうか、判断の大詰めを迎えた。事業者側も大忙しだが、この先もこの問(続く)
マンション・開発・経営
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人口減にどう対応 「住宅特化型」リートに聞く ミカサ・アセット・マネジメント社長東野豊氏 独立系、実績で勝負
賃貸住宅の主要な借り手である若年人口が減少する中、住宅特化型Jリートはどのような成長戦略を描いているのか。同Jリートの1つである日本賃貸住宅投資法人は、外資系オークツリー社がスポンサー。特定のグループ(続く) -
三菱地所 MM21に大規模商業 周辺施設と連携
住宅新報 6月25日号 お気に入り三菱地所は6月18日、横浜のみなとみらいに、エリア最大規模の商業施設「MARK ISみなとみらい」を完成させた。新たにスタートした商業施設基幹ブランド「MARK IS」シリーズの2施設目。 今回完成した「みなとみ(続く) -
中小ビルの省エネ促進 「東京スクエア」に相談窓口
住宅新報 6月25日号 お気に入り7月16日、東京都中央区京橋の大規模複合ビル「東京スクエアガーデン」の6階に、「京橋環境ステーション」がオープンする。 周辺地域の省エネタウンを推進するための施設で、中小ビルオーナー向けの省エネ対策相(続く) -
渋谷駅周辺の再開発 3事業の都市計画決定 東急電鉄など
住宅新報 6月25日号 お気に入り東京急行電鉄など5社(再開発準備組合含む)は6月17日、東京・渋谷駅周辺の3つの再開発計画が、都から都市計画決定されたと発表した。 今年1月に都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画提案を行っ(続く) -
福岡で大型物流 マルチテナント型 イヌイ倉庫とラサール
住宅新報 6月25日号 お気に入りイヌイ倉庫(東京都中央区)とラサール不動産投資顧問(東京都千代田区)はこのほど、福岡市東区みなと香椎2丁目で、7月下旬に博多地区最大級の最新物流施設「博多アイランドシティ物流センター(仮称)」を着工すると発(続く) -
神奈川事業部を新設 マンション強化で 野村不動産
住宅新報 6月25日号 お気に入り野村不動産はこのほど、神奈川での分譲マンション事業を強化するため、JR横浜駅西口に、住宅事業本部内の「神奈川事業部」事務所を新設した。県内を4つのエリアに分けて担当者を置き、スピーディに土地情報に対応(続く) -
東京23区のビル賃料、2期連続上昇 ビル協調べ
住宅新報 6月25日号 お気に入り東京ビルヂング協会は6月19日、「ビル経営動向調査」(4月期)を発表した。それによると、東京23区の賃料水準は、前回調査(1月期)に続いて上昇していることが分かった。 賃料水準は坪当たりで上限が2万6357円(前回(続く) -
心斎橋に商業ビル 15年春に開業予定 コクミンと三菱地所
住宅新報 6月25日号 お気に入りドラッグストアを運営するコクミン(本社、大阪市)と三菱地所は、大阪の主要商業エリアである心斎橋に、商業ビルを開発する。竣工は15年の予定。 コクミンが所有する土地に、地上9階建て(店舗面積約2000m2)のビル(続く) -
イーソーコドットコム・大谷巌一の物流不動産Bizにチャンスあり 第10回 倉庫に投資をするべきか
プロ、個人を問わず物流不動産への投資熱が高まっている。Jリートへの投資であったり、私募ファンドへの投資だったり、そのほかにも様々なケースがある。 このような背景の一つに、定期預金の金利が0.5%もないこ(続く) -
中堅の技 (8) 全住協・優良事業表彰を巡る サンベストヴィレッジ浮間公園 タクシー会社にシルバー施設 SD建築企画研究所
東京都板橋区舟渡にある2面道路の立地に、タクシー会社の本社ビルが建つ。従前の建物の老朽化に伴い建て替えられたそのビルは、2階建てから6階建てに増床すると同時に、2つの顔を持つようになった。交通量の多い中(続く) -
90m2超の広さに強い引き合い 北浦和で1期25戸完売 100年住み繋ぐがコンセプト 自在壁で改修容易に 総合地所
住宅新報 6月25日号 お気に入り総合地所(東京都港区)が埼玉県さいたま市で開発を進めている総戸数60戸のマンション、ルネ北浦和の第1期1次25戸がこのほど、完売した。専有面積68~92m2のうち、92m2の4LDK住戸の引き合いが特に強く、1期1次で全15(続く) -
川崎市で家族向け FJネクストがマンション
住宅新報 6月25日号 お気に入りFJネクスト(東京都新宿区)は6月22日、神奈川県川崎市で開発を進めている総戸数36戸のファミリー向けマンション「ガーラ・レジデンス川崎南幸町」の第1期1次9戸の販売を開始した。 同物件は、全戸角住戸採用が特(続く) -
中野で2棟100戸供給 今期分は完売にメド ワールドレジデンシャル
住宅新報 6月25日号 お気に入りワールドレジデンシャル(東京都中央区、高井裕二社長)は6月20日、東京都中野区でこのほど竣工したマンション2物件、レジデンシャル鷺ノ宮とレジデンシャル中野坂上の関係者向け見学会を開いた。 鷲ノ宮は中野区(続く) -
社長に那珂氏 保険法人の住宅保証機構
住宅新報 6月25日号 お気に入り国土交通大臣指定住宅瑕疵担保責任保険法人として、住宅専門の保険商品を提供する住宅保証機構(東京都港区)は6月17日に開いた取締役会で、代表取締役社長に一般財団法人ベターリビング理事長の那珂正氏が就任する(続く) -
「人事」 大京G
住宅新報 6月25日号 お気に入り大 京 (6月20日) グループ管理部門全般担当兼グループ情報システム部管掌、取締役兼専務執行役坂本龍平 グランドアメニティ (6月25日) 退任(取締役)卜部清和 -
「機構改革・人事」 NTT都市開発
住宅新報 6月25日号 お気に入り(6月30日) 辞職(ビル事業本部法人営業部長)鈴木裕己▽同(中国支店長)山下裕之 (7月1日) 機構改革=ITイノベーション部を新設 人事=財務部担当ITイノベーション部担当(財務部長)常務取締役経営企画部長篠田智▽(続く) -
点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 第56回 シリーズ「Jリート市場」 免震で家賃を高めに誘導 スターツアセットマネジメント代表取締役社長 平出和也氏に聞く
点検不動産投資56回目、「Jリート市場シリーズ」はスターツグループの平出和也スターツアセットマネジメント代表取締役社長に、同社の運用戦略や課題などを聞いたインタビューの後半。 ――賃貸住宅の供給が減って(続く) -
首都圏マンション 激戦地を行く トータルブレインの分析 (2) 23区都心神田・日本橋エリア 最寄駅別に明確な市場相場
神田・日本橋エリアは、小規模コンパクトマンションの激戦市場だ。老朽化した雑居ビルなどの売却案件が多いためで、トータルブレインによると、12年以降販売の40物件のうち、26物件が総戸数50戸未満という。 (続く)
賃貸・地域・鑑定
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「賃貸管理業の新しい未来を」 日管協総会ビジョンを制定へ
住宅新報 6月25日号 お気に入り日本賃貸住宅管理協会(三好修会長=写真)は6月19日、東京・元赤坂の明治記念館で第2回会員総会を開いた。 賃貸住宅管理業者登録制度の登録推進と普及など、12年度の事業報告、決算報告を行い、また、同協会及び業(続く) -
売上・利益倍増へ 全管協が定期総会
住宅新報 6月25日号 お気に入り全国賃貸管理ビジネス協会(高橋誠一会長・全管協)は6月20日、東京都千代田区の帝国ホテルで、13年定期総会・ビジョン発表会を開いた(写真)。ビジョン発表では、協会会員によるエアコンなどの共同購入の推進や、サ(続く) -
「家主から信頼を得る」 13年度実務セミナー開く 東京都不動産協組
住宅新報 6月25日号 お気に入り東京都不動産協同組合は6月18日、東京都中野区のなかのZERO大ホールで「13年度不動産実務セミナー」を開いた。同協同組合と東京都宅地建物取引業協会の会員約600人が参加した。池田行雄理事長のあいさつ、棚部重夫(続く) -
鑑定士をタイに派遣 現地での事業化検討 三友システムA
住宅新報 6月25日号 お気に入り三友システムアプレイザル(東京都千代田区)は7月、業務提携しているタイ国最大手の不動産鑑定評価・調査会社であるAgency Real Estate Affairs(AREA)社に不動産鑑定士1人を派遣し、進出日系企業とのコンタクト(続く) -
検索時代の波に乗る ~ウェブ集客の心得~ (5) 検索エンジン連動型広告(3) 〝価値ある情報〟を掲載
前回はキーワード選びの重要性と、そのノウハウについて解説した。ポイントは、個別性の高いキーワードの組み合わせだ。 無料ツールを活用 加えて、グーグル第一広告営業本部の白石智良統括部長は「ユーザーの検(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言207 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 「当社の遺失利益は誰が責任を」 踏んだり蹴ったりの契約
島根県から上京してきて当社の管理物件に入居した祖母と孫娘の2人のせいで、大変なトラブルに巻き込まれた。 孫娘は高校1年で、早くに両親を病気で亡くしており、身寄りは祖母のみ。都内の劇団に所属するため上(続く) -
アパマンショップ 全国で3店舗開設 友の会キャンペーンも
住宅新報 6月25日号 お気に入りアパマンショップネットワークはこのほど、フランチャイズ店3店舗をオープンした。 オープンしたのは、「アパマンショップ駒沢大学店」(東京都目黒区)、「アパマンショップ三原店」(広島県三原市)、「アパマンシ(続く)
住まい・暮らし・文化
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新刊紹介 『100年住める 床下リフォーム術』 雨宮秀寿・著
住宅新報 6月25日号 お気に入り長年、シロアリ対策のプロとして床下を見てきた著者は、リフォーム時に最も気にするべき場所は床下だと指摘する。床下にはその家があと何年くらい持つか、大金をかけてリフォームする価値があるか、将来を予測する(続く) -
セキスイハイム・タイ工場 現地リポート(上) 今夏から生産本格化へ
住宅新報 6月25日号 お気に入り年間1000棟へ セキスイハイムは今夏から、今年3月に竣工したタイ工場での生産を本格化する。現地ディベロッパーからの注文が増え、今後安定した受注が続くとの見通しが立てられたためだ。14年度に500棟、16年度ま(続く) -
オリックス・リビング 有老ホーム20棟目に 住宅型を横浜市で
住宅新報 6月25日号 お気に入り戸建てや保育園整備 オリックス・リビングは7月1日、横浜市緑区に、住宅型有料老人ホーム「グッドタイムリビング長津田みなみ台」(全71室)を開設する。これにより、同社の運営する有料老人ホームは20棟・1640室と(続く) -
都内に社員寮と研究施設 三菱地所グループ力を強化
住宅新報 6月25日号 お気に入り三菱地所は東京都港区高輪に、グループ内の一体感を醸成するため、社員の独身寮(203室)と研修施設を開設した。 若い世代の対面コミュニケーションを活性化することで、相互理解や人的交流を促す。 また、グル(続く) -
生活シーンで照明切り替え 東急不
住宅新報 6月25日号 お気に入り東急不動産は、川崎市高津区で開発中の分譲マンション「ブランズ溝の口」(総戸数63戸)に、暮らしのシーンに合わせた照明プランを導入する。照明コンサルタントの結城未来氏、パナソニックとのコラボレーション。食(続く) -
「ものづくり研究所」開設 地所レジ
住宅新報 6月25日号 お気に入り三菱地所レジデンスは、顧客の声を生かした商品開発を強化する。「アイズプラス」の名称で展開する。第1弾商品として、昨夏からキッチンの開発に取り組んでおり、「(仮称)横浜市神奈川区新子安一丁目計画」などで(続く) -
7月に実践セミナー ハウススクエア横浜
住宅新報 6月25日号 お気に入りハウスクエア横浜(横浜市都筑区)は7月2日に「うまくいく!賃貸住宅計画の方法」、15日に「土地を買って家を建てる方向け!家づくり計画法」をテーマとした実践セミナーを開く。会場は同施設内住まいの情報館セミナー(続く) -
「サ高住」の実態は 高齢者住宅財団調査より (5) 生活支援サービス 「通院への付き添い」が最多
住宅新報 6月25日号 お気に入りサービス付き高齢者向け住宅では、状況把握と生活相談サービスが必須となっている。調査によると、日々の状況把握や見守りの方法として、「定期的な居室への訪問」(84.6%)や「緊急通報コール」(83.1%)が多いことが(続く) -
●住友不 川崎のマンションギャラリーに体感コーナーを新設 ニュースフラッシュ
住宅新報 6月25日号 お気に入り住友不動産はこのほど、神奈川県川崎市の「総合マンションギャラリー川崎駅前館」に、実際の間取りや設備、仕様などを体感できるコンセプトルームと、展示コーナーを新設した。 図面やパンフレットだけでは分か(続く) -
●オリックス・リビング、介護革新で表彰 ニュースフラッシュ
住宅新報 6月25日号 お気に入り有料老人ホームやシニア住宅を運営するオリックス・リビングはこのほど、AgeingAsiaInvestmentForum(以下、AAIF)2013の第1回アジアパシフィック高齢者介護革新賞の特別賞を受賞した。運営する有料老人ホーム「グッ(続く) -
●パナホームが太陽光発電搭載した賃貸発売 ニュースフラッシュ
住宅新報 6月25日号 お気に入りパナホームは、10キロワット以上の大容量太陽光発電を搭載することで、収益性を大幅に向上させた賃貸住宅「フィカーサ エコソレイユ」を6月21日、発売した。20年間で約1400万円の収入も可能となる。 -
ヤマダ・エスバイエルホームの新戦略 松田佳紀社長に聞く リフォーム、分譲にも力
住宅新報 6月25日号 お気に入り社員に「やる気」を ――平成25年度売上高560億円、売上棟数1700棟を目指すとのことですが、その達成に向けた戦略は。 「事業計画予算の数値必達のため、今期の重点項目として2つの戦略を掲げる。人事戦略では社(続く) -
立体動画で耐震性を確認 ポラスグループが構造計算ソフト開発 実際の地震波で揺らしたら…
住宅新報 6月25日号 お気に入りポラスグループのポラス暮し科学研究所は6月17日、3次元での耐震性検証ができる構造計算ソフト「ウッド・イノベーター」を開発したと発表した。 パソコンの中で、阪神大震災など現実に起こった地震波を使って設(続く) -
新築戸建て購入者 1年で155万円買い物 住金支援機構 12年度消費調査
住宅新報 6月25日号 お気に入り新築一戸建て住宅を建築した世帯が1年以内に購入する耐久消費財は平均155.1万円にのぼることが、住宅金融支援機構がまとめた「住宅取得に係る消費実態調査」で分かった。11年11月から12年4月までに住宅を取得した(続く) -
タマホーム 不動産ネットワーク拡大 パートナー登録店 全国で3000社突破
住宅新報 6月25日号 お気に入りタマホーム(東京都港区、玉木康裕社長)グループの不動産ネットワーク事業を展開するタマエステート推進部は6月20日、加盟企業を対象に「埼玉地区タマホームパートナー交流会」を、さいたま市内の大宮ソニックシテ(続く) -
輸入タイル新発売 リビエラ
住宅新報 6月25日号 お気に入りタイル・石材などの輸入販売を行っているリビエラ(静岡市葵区)は6月21日から、屋内壁用タイルの新商品、ポルトガル製の「ロイヤル」と、スペイン製の「チェス」「カイロ」の販売を開始した。 「ロイヤル」は天然(続く) -
今週の糸口 9 時代論的住まい論 〝暮らし提案型〟賃貸を
賃貸住宅は、住宅を買うまでの「仮住まい」という考え方は、今でもかなり根強くあるのだと思う。現実問題として、日本の賃貸住宅のレベルでは、新しいライフスタイルを計画しても、その実現が難しいからだ。 ペ(続く)
資格・実務
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7月から「Web住宅税制講座」 住宅ローンアドバイザー対象に 住宅金融普及協 期間末まで何度でも視聴
住宅新報 6月25日号 お気に入り住宅金融普及協会(東京都文京区)は7月16日から、住宅ローンアドバイザーを対象にした「Web 住宅税制講座」を開始する。住宅需要者は住宅ローンと共に、住宅税制への関心が高く、住宅ローンアドバイザーにとっても(続く) -
「どうなる金利!?」 7月6日にセミナー 住宅機構近畿支店
住宅新報 6月25日号 お気に入り住宅金融支援機構近畿支店は7月6日、住宅取得で知っておきたい今後の経済情勢や金利動向などについて経済専門家が見通しを語る消費者向けセミナー「住宅ローンにも影響!? アベノミクスで金利や経済はどうなる」と(続く) -
2013宅地建物取引主任者受験セミナー (32)
【問題4-6】 地役権に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。 (1)Aが自己所有の甲地の一部につき通行目的で隣地乙地の便益に供する通行地役権設定契約を乙地所有者Bと締結した後(続く)
営業・データ
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5月供給は前年比5割増 金利先高感後押しで 契約率も好調、78%に 首都圏マンション
住宅新報 6月25日号 お気に入り不動産経済研究所の調査によると、5月に首都圏で発売された新築マンションは4967戸だった。前年同月比49.2%増。東京都区部で前年に比べて、650戸程度増加したほか、神奈川県で400戸程度、埼玉県でも300戸程度増え(続く) -
中古マンション成約、3割増 東日本流通機構 首都圏5月データ
住宅新報 6月25日号 お気に入り東日本不動産流通機構がまとめた5月の首都圏不動産流通市場動向によると、中古マンションの成約件数は3076件と前年比30.7%の大幅増となり、これで9カ月連続前年同月を上回った。都県別では東京都が4割増、神奈川、(続く) -
定期借家契約9%減に 首都圏12年度 登録数は横ばい アットホーム調査
住宅新報 6月25日号 お気に入り不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)の調査によると、12年度の1年間に首都圏で成約した定期借家物件は6850件で、前年度を9.1%下回った。登録物件数は、前年度とほぼ同じで9万5770件(前年度比0.1%増)だ(続く) -
個人の投資意欲高まる 「買い時」「価格上がる」大幅増 景気回復期待と消費増税で 野村不アーバン調査
住宅新報 6月25日号 お気に入り野村不動産アーバンネット(東京都新宿区、宮島青史社長)が投資用不動産サイト「ノムコム・プロ」会員を対象に実施した「不動産投資に関する意識調査」によると、約6割が投資物件は「買い時」と答え、また、不動産(続く) -
空室率、低下傾向続く 三幸エステート5月度
住宅新報 6月25日号 お気に入り三幸エステート(東京都中央区)がまとめた5月度のオフィスビルマーケット動向によると、東京都心5区大規模ビルの空室率は緩やかな低下傾向が継続したほか、各都市とも0.1~0.2ポイント低下した。都心5区の空室率は6(続く) -
大成有楽不の「吉祥寺」 販売開始3カ月で完売
住宅新報 6月25日号 お気に入り都市再生機構が進める「牟礼団地総合再生プロジェクト」(東京都三鷹市)の分譲マンション第一号で、大成有楽不動産が開発した「オーベルグランディオ吉祥寺」(販売対象131戸)がこのほど完売した。1月の事前内覧会、(続く) -
アトラクターズ・ラボ 賃貸市場の狙い目 125 東京地下鉄銀座線・都営浅草線・東武伊勢崎線「浅草駅」 25m2タイプが苦戦
今回は、東京地下鉄銀座線、都営浅草線、東武伊勢崎線の浅草駅を取り上げた。エリアの物件特性として、20m2台で全体の約40%、20~40m2台で80%を占める。高額物件の目安となる賃料20万円以上(管理費込み)の割合は2%(続く)